概要

GMラウンド工法は、マンホール蓋周りの舗装を円形に切断して、キレイにかつ効率的に、マンホール蓋を取替える工法です。

構造・操作ともにシンプルで、一般の工事業者の方でも簡単に操作することができる「GMラウンドカッター」を用いて舗装を円形に切断し、基礎調整部に専用の施工アンカー「しっかりアンカーEZ」で設置した後、超早強無収縮モルタル「ラウンドベース」を使用することで、交通規制範囲を最小限に抑え、スピーディーな施工が可能となります。


また、低騒音ブレードでの舗装版切断やエコマークを取得した材料の使用により環境面にも配慮しています。


特長

GMラウンド工法施工断面図

1.円形切断で、仕上りがキレイ

マンホール蓋まわりを円形に切断するため、直線交差部が生じず、仕上りがキレイです。


2.短時間で工事完了

機械がコンパクトなので道路の狭い地区での施工や、緊急工事などへも素早く対応でき、短時間で工事が完了できます。


3.優れた施工品質

・断面は球面に切断するため、荷重は周囲に分散され、荷重がかかるほど既設路盤との密着度が増しガタツキや沈下を抑制します。(GMラウンド工法施工断面図参照)

・専用表層材、専用路盤材の使用により、短時間で高強度が発揮でき、優れた施工品質を確保できます。


4.環境面に配慮

・GMラウンドカッターにサイレントブレードを使用することで、切断時の騒音を低減します。

・エコマークを取得した無収縮モルタルを使用します。


適用範囲

・GMラウンドカッターで切断可能な舗装は、アスファルト舗装、コンクリート舗装


・切断径:【GMラウンドカッター】φ1050、φ1280、φ1570 【GMラウンドカッターS】φ780、φ900


・切断深さは15cmまで切断可能。(φ780、φ900の場合は10cmまで)


●特に活用が有効なところ

・騒音への配慮が必要な夜間や道路幅員が小さい狭量地区での工事

・工期短縮を期待する現場


GMラウンド工法関連ページ

開発背景・目的
概要
施工手順
標準機材
その他周辺機材
従来工法との比較