GMラウンド工法とは

マンホール蓋の取替は、これまで舗装カッターでマンホール蓋周りを矩形に切断し、工事業者各々の経験とノウハウにてマンホール蓋の交換や舗装復旧がなされてきましたが、品質にばらつきが発生することが課題でした。

これを解決すべくGMラウンド工法は、容易な施工と品質の安定性を確保した上で、キレイかつ効率的なマンホール蓋取替工法として開発しました。

また、マンホール蓋に関する当社のノウハウを生かし、マンホール蓋が備えるガタツキ防止性能や浮上・飛散防止性能等を適切に発揮できるよう、使用材料や周辺商材を準備しました。


⇒<開発背景・目的>の詳細

GMラウンド工法の強み

1.円形切断で、仕上りがキレイ

マンホール蓋まわりを円形に切断するため、直線交差部が生じず、仕上りがキレイです。


2.短時間で工事完了

機械がコンパクトなので道路の狭い地区での施工や、緊急工事などへも素早く対応でき、短時間で工事が完了でき、工事費用を節約できます。


3.優れた施工品質

・断面は球面に切断するため、荷重は周囲に分散され、荷重がかかるほど既設路盤との密着度が増しガタツキや沈下を抑制します。

・専用表層材、専用路盤材の使用により、短時間で高強度が発揮でき、優れた施工品質を確保できます。


4.環境面に配慮

・GMラウンドカッターにサイレントブレードを使用することで、切断時の騒音を低減します。

・エコマークを取得した無収縮モルタルを使用します。


⇒<概要>の詳細

GMラウンド工法の施工機材

標準機材

GMラウンドカッター

あと施工アンカー

ラウンドブレード

補強用鉄筋

路盤材

施工手順

切断作業

舗装版及び受枠の撤去

斜壁上面の清掃

しっかりアンカーの設置

ボルト緊結/受枠設置

ラウンドベースの充填

ラウンドベースの擦り付け

表層材の施工

施工完了

従来工法との比較


GMラウンド工法従来工法
概要

マンホール蓋の周辺舗装をGMラウンドカッターを用いて円形に切断し、開削して新たなマンホール蓋に取り替える工法。

専用材料であるしっかりアンカーやラウンドベース(路盤材)を使用するため、確実かつ容易に品質を担保することが可能。

マンホール蓋の周辺舗装を1500㎜×1500㎜の矩形に切断し、開削して新たなマンホール蓋に取り替える工法。
安全性球面切断のため上からの荷重が下方向に分散されやすく沈下しにくい。
垂直断面との摩擦力で沈下を抑制するが、接触面積が小さいため沈下が発生しやすい。また角部は転圧しにくいため沈下しやすい。
仕上がり角ができないため景観が良い
クロスカット部が出来る
日進量3箇所/日
2箇所/日
規制範囲小さい(片側1車線内の範囲)
大きい(2車線を跨ぐ範囲)
廃材量少ない
多い
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